お盆に・・・

もしばなゲーム トピック

お盆です。
救急外来で「どちらにお住まいですか?」と尋ねた時に、県外の地名を言われたり、ここらの方言じゃない言葉を多く聞かれるようになると、そういえばお盆やったな、と気づきます。
私は、今年は、虫歯の詰め物が取れてしまって、かかりつけの歯医者さんに電話したら休みだったことでお盆やったと気づきました。お盆期間もやっているクリニックに急遽行きましたが、ありがたかったです😱

さて、お盆には、おじいちゃん、おばあちゃん、○○おじちゃん、○○おばちゃんなど親戚が集まることが多いと思います。夜、スイカ🍉を食べながらでもいいので、みんなでちょっとだけ話をしてもらえたらいいなって思う話題がありまして・・・。

縁起でもないと言われるかもしれません。
避けたい話題ではありますが、どんな人もいつかは天国へ旅立つときが来るので、自分や家族、大切な人が「人生の最期にどう在りたいか」をみんなで考えてみるのはいかがでしょうか?

もしばなゲーム

以前、NHKの朝の情報番組で紹介していたカードゲームです。アマゾンで買いました。
人生の最期にどうありたいか。タブー視されがちな話題を、カードゲームを通して、難しくなく、重苦しくなく考えることができるそうです。(まだ私も使用していないので・・・)
自分にとってとても重要、ある程度重要、重要でないにカードを分類して、家族や大切な人に自分の願いを伝え理解してもらうきっかけづくりになる。

「平穏死」のすすめ

この本は最近読んだものですが、高齢患者さんの診療やトータルケア、環境調整、ご家族への説明で、日々悩んでいることについて、なるほど、そうかと思えることがいろいろ書かれていました。「平穏死」という言葉はなんだか安らかで穏やかで苦しくない最期な感じで、ご家族への説明の際に使わせてもらおうと思いました。「終末期の医療対応」についての説明も、この本のサブタイトルにあるように「口から食べられなくなったらどうしますか」と尋ねれば、イメージがわきやすいかなと思います。

家庭医をしている大学時代の同級生が「進学とか結婚とか、人生の大事な岐路に立った時は家族みんなで話しあいますよね。同じように、人生の最期という大事な岐路についても、自然と話し合えるといいですね」とテレビで話していました。早速、説明の際に使わせてもらってるよ!

盆にはスイカ🍉を食べながら、暮れにはこたつでみかん🍊を食べながら、正月は・・・餅をつまらせるといけないので、食べ終わって人生すごろく🎲?をしながら、どう生きるかについて、大切な人と話し合える社会になるといいなと思います。

救急科 まろきち

タイトルとURLをコピーしました