CSCATTT&LOVE♡

DMAT訓練 教育・研修・訓練

8月4日(日)、平成30年度大規模地震時医療活動訓練に、当院DMATも1隊参加しました!
メンバーは、看護師:村松・鈴木、ロジ:花元・豊田、医師:川崎。個性豊かな面々です・・・

DMAT訓練
鈴木Ns.(ひだり下)のロジ力とオチのない会話がさく裂した道中でした。

当日5時半に病院を出発し、静岡空港から福岡空港へ。
福岡空港の参集拠点でミッションをもらい、陸路(大型バンにて)で大分・由布活動拠点本部のある大分県立病院へ移動。途中、山田SAで情報収集??+腹ごしらえ。
そこでさらにミッションをもらい、大分医療センターの病院支援に向かいました。
到着は14時。移動時間は8時間半。

DMAT訓練
活動拠点本部にて、聖隷浜松病院DMATのみなさんと。よく知ってる顔を見ると、やっぱりほっとします。

大分医療センターにて、院長先生はじめ、病院のスタッフの方々にご挨拶。
先着のDMAT隊と後着3隊(さらに1隊)で情報共有+ミッションの確認。
津波で病院のライフラインが壊滅し、当初は籠城を行っていたけど、これ以上の医療継続は困難という判断のもと、病院避難を開始したところ。重症患者さんたちの搬送は調整がつきつつあったので、私たちは、中等症、歩行可能な患者さんたちの搬送調整を上位組織に打診するための「患者リストの作成」を行うこととなりました。

DMAT訓練
私の小さなボケにすかさずツッコミを入れてくれた聖隷浜松病院:山本先生。昔の同僚のため、あうんの呼吸でリスト作成!

後着4隊はすべて静岡県のチームだったのですが、聖隷浜松病院チーム以外は、「お初にお目にかかります。」でした。
先着の宮城県のチームと一緒に、みんなで手分けして、一覧表を作成し、急性期病院、慢性期病院どちらが適当か選別したり、透析患者さんをリストアップしたり、人数が合わなくなったときは、名前を読み上げてみんなでチェックしたり・・・。
約1時間ほどで訓練は終了となりましたが、ちょっと前に「初めまして」って言っていたみんなで、「あ~、もうちょっとで患者リストの人数が100%合致したのに~!」「でも、100人もれなく数が合ったよね。すごい!」と話しながら、自然と一体感が生まれていました。なんかいい感じ。不思議です。でも、これが大事なんだなって改めて感じました。

実働は1時間ほどと短かったですが、災害時の医療活動に必要なものを再確認できました。
CSCATTT&LOVE♡~すべての傷病者と仲間に愛を~
病院スタッフの方々と先着DMAT隊のみなさんがCSCAをしっかり確立してくださっていたので、後着した側としては、今やるべきことが明確で働きやすかったです。立ち上げは大変だけど、やっぱりこれ大事。
愛の形の表現として、「ユーモア」と「甘い銘菓」を忘れないようにしています。
ちょっとほっこりするような、くすっと笑えるようなキャラは必要かなと思います。
緊迫した状況でも、心に余裕が持てるように、自分や周りをcontrolしていく。みんなの熱い気持ちがヒートアップしてしまうと衝突が起きてしまい、よい医療支援ができなくなってしまいます。
また、甘い銘菓は今回、「うなぎパイ」を持参。いろいろな地域の「初めまして」のみんなとの会話のきっかけづくりにもなります。communicationがうまくいけば、先述のとおり、よい医療支援につながるかなと思います。

帰りは、3時間(休憩込み)かけて福岡まで戻り、一泊して帰ってきました。
とても真面目に訓練に参加してきましたが、なぜか4人(食の細い村松Ns.以外)は体重が大幅に増えて、腹回りも大きくなって帰ってきました。不思議です!?でも、これも大事なんだなって思いました。てへっ💕

訓練でお世話になった方々、大分医療センターの皆様、ありがとうございました😃

救急科 まろきち

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