救急外来と季節の移り変わり

ヘリポート トピック

昨日、日勤を終えたベル君は静岡の別荘?(格納庫)に向かいました。台風の影響で雨風が強くなることが予測されたため、早めの避難行動です。

皆様もどうかどうか、ご安全に。

ヘリポート
ベル君のいない屋上はなんだかさみしいです。

救急外来に登場する患者さんから、季節を感じることがあります。
冬の胃腸炎やインフルエンザ、季節の変わり目の喘息発作、台風が近づくとめまいの患者さんが増える、など。
急性虫垂炎と季節の関係を調べた論文もあり、夏に多かったとするものが多いですが、春や秋に多かったとするものもあるようです。私個人としては、ものが腐りやすい時期に多い印象がありますが(あくまで個人的な感覚)

暑さが少しやわらいできた最近、ちょっと気になるのは、ココロが疲れて登場する患者さんが増えてきたことです。厳しい真夏の日々を頑張ってきたカラダやココロが、ほっと一息ついたときに、どっと疲れが出てしまうのでしょうか・・・。
また、ニュースでは、8月下旬は子供たちの自殺が増える時期と報道されています。二学期が始まることへの不安を抱えている子供たちが少なくないということを知っておくことも大切です。

私も医者になってから二度ほど、ココロのどん底orz を経験しました。そんな時、恩師から言われた言葉があります。この春、この病院に赴任するときにも再度言われた言葉です。

1.頑張りすぎない
2.他人と競争しない
3.諦めない
4.調子に乗らない

誰にでも当てはまることではないかもしれないですが、誰かの疲れたココロの琴線に触れてくれたらいいなと思います。

救急科 まろきち

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