レポート 第4回 これわた勉強会

終末期ガイドライン 教育・研修・訓練

2月26日は まろきち先生 主催の『これわた勉強会』でした。

第4回のテーマは安楽死。

我々は安楽死を扱うことは無いですが、尊厳死については日々の臨床でよく直面し、いつも悩みます。

医者になる前、救急に尊厳死は無縁だと思ってました。(若年者の劇的救命か否か、みたいなイメージでした。)
多くの医学部生は卒業するまで、終末期、死に方について見聞する機会があまりありません。

時代は高齢者救急のニーズが高まり、向こう10年は右肩上がりと見込まれてます。救急は特に終末期と関わることが多い分野ですが、すべての医療者に終末期を考えることが必要になっています。

今回の勉強会では、我々が普段関わることのない、尊厳死(安楽死)について考える人の、生活の部分を学びました。安楽死を選ぶ人、選ばない人の立場で、その重大な選択を追体験しました。

どちらの立場にも共通していたのは、自分がどう死ぬかを選ぶことは、自分がどう生きるかを選ぶことと同じくらい重要ということでした。

勉強会の参加者にも多様な価値観があり、話し合うことで、より高次の考え方が結実することがあります。この勉強会は素晴らしい!

今回は聖隷浜松病院の看護師も来てくれました。

ありがとう、まろきち先生!

Maxy

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