自助・共助・公助

防災訓練 教育・研修・訓練

朝夕涼しくなり、昼間の風もさわやかになりました。
空を見上げれば、夏らしい入道雲が秋の雲(うろこ雲、いわし雲など)に変わっていました☁

今日は9月1日、防災の日。
掛川市多機関合同訓練にみんなで参加してきました😄
大型バスが関連する事故で多数傷病者発生。消防、警察、医療、行政など多機関・多職種が連携しながら、「人命救助」という共通のミッションを遂行する。今月末にラグビーワールドカップ2019の試合がエコパスタジアムで開催されることもあり、CSCATTTの確認と「顔の見える関係」づくりをして参りました。

矢野先生:コントローラー?(医療班のボス)
藤木先生・石田ナース:本部要員
稲葉先生:救護所リーダー(通称:イナバ隊隊長)
研修医青山先生、山根ナース:救護所要員(イナバ隊の隊員)
川﨑・研修医竹内先生・杉山ナース:ヘリにて空から参上!

防災訓練合同指揮本部の面々。このアングルかっこよくないですか?

防災訓練救護所:イナバ隊の面々。患者情報を正確に一覧表にまとめ、搬送の順位付けをする訓練を行いました。

 

防災訓練搬送までの間にトリアージタグをきちんと完成させる練習も行いました。掌の上で筆圧強くみんなが読める文字を書くのは難しいです。右手にかけられたタグにはその患者さんの情報がたくさん詰まっています。情報だけでなく思いをつないでいく大事なタグです。いざというときにきちんと記載できるように練習は大事です。

 

防災訓練
東京女子医科大学大東キャンパスの学生さんたちも傷病者役で参加。ベルくんを見学してもらいました。

防災に対する考え方として自助・共助・公助があります。
自助:自分(家族)の身は自分(家族)で守る
共助:地域みんなで協力して助け合う
公助:行政や公的機関の支援

兵庫県立大学防災教育研究センター長の室崎益輝さんが月刊「事業構想」の『「自助」「共助」の促進・啓発 熊本地震に学ぶ公助、自助、共助』という論文の中で、これらの割合が、自助5:共助∞:公助5であるべき。自助と公助、どちらが大事というのではなくともに最善を尽くすべきであり、自助や公助の限界を共助で補っていくことが大事であると述べています。また、「共助は教育力もあり規範力もあり、自助を育む力を持っている。」と述べています。
全国各地でいろいろな災害が起こっています。ニュースを見ながら、同じような災害が起きた時、自分や家族、地域の人達はどういう行動をしたらよいのか想像してみる習慣がつくといいなと思います。被災された方々がくださった教訓やヒントを大事にしていかなければなりません。1年に1度は、自分の防災グッズを見直したり、同居している家族、離れて暮らす家族と災害時の行動について話し合っておくことは大事かなと思います。

私は先日備蓄食料を補充しました。ようけ食べるので、自分の腹を満たすもんは自分で用意しとかなあかんなと思って、買いすぎました💧
リュックに詰めて背負ったらひっくり返った亀みたいになってしまった💧。
ふむ、見直しが必要だ・・・😅

救急科 まろきち

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