オトナの学び

FCCS 教育・研修・訓練

オトナになってからの学びは、
主体的で、
今までの経験を生かした学びであり、
今必要と感じていることを学ぼうとするため方向性が明確である、
などの特徴があると言われています。

今年のオトナの学びを総まとめ。
(某ドラマにはまっていたためにうぷする機会を逸した・・・😜)

10月に聖隷浜松病院で開催されたFCCSコース。
アメリカの集中治療医学会によって開発されたoff the job training courseで、重症患者さんを安全に診療するために必要な最低限の集中治療の知識と技術を学びます。医師だけでなく、看護師やコメディカルスタッフも参加して一緒に学びます。

FCCS
上段左から、河森先生、光定先生、竹内先生。下段左から、小坂先生、中村先生。
目を隠している怪しい人は・・・有賀ナース(インスト参加)です。

当院から、5人の初期研修医の先生たちが参加し、2日間みっちり学びました。
受講後の最大の変化は、初療室で人工呼吸器を装着する患者さんが来た時に、初期設定を自らやってみるようになったこと、です。敗血症性ショックの患者さんを診療する時も、酸素の需要と供給バランスを考えるようになってました。
自ら学習し、行動変容につながる、これがオトナになってからの学びですな📗

私事ですが、数年前からMIMMSコースが自分のライフワークになっています。
MIMMSとは英国発祥の災害時の医療対応について学ぶコースです。
今、ホスピタルMIMMSコース(病院における災害時の医療対応)の日本版を作成中で、11月の救急医学会総会で施行コースを行いました。(来年度、本コース開催予定です。)

FCCS
救急医学会総会にて、施行コースに携わったみんなとパチリ

新しい学習コンテンツを制作する過程は、頭に刺激的です。自分が興味を持っている分野で、居心地のよい仲間と一緒に、テキストを読み込んだり、既存のスライドを何度も添削したり、講義を聞いて勉強したり、何度も何度もディスカッションしたり、オトナならではの学びの一つかなと思います。

ある日の、村松ナース↓

勉強

テキスト読みながら、難しい顔をしながら勉強してました。何か試験を受けるために勉強中でした。

私も今年は、「心電図検定」を受けてみました。久しぶりに過去問題集を解いて、テキスト読みながらノートにまとめて、緊張しながら試験を受けて、合否通知をおそるおそる開いて、合格♪ほっ。を経験しました。

新しい年、皆さんも「オトナの学び」してみませんか?
ちなみに私は来年、とある分野を勉強するために受験をしようと準備中です😆
チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」って言われないように、常に頭に刺激を!

いくつになっても、学びたいと思った時が学び時。

救急科 まろきち

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