汗かきながら・・・

かばん トピック

西日本の豪雨災害。
今、自分たちにできることは何か・・・
「被災された地域の方々に思いを寄せ続ける」
「学び、備える」
毎日、テレビやネットのニュースを見たり、自宅に置いてある防災グッズを見直したり、ヘリ帰投時に上空から自分たちの地域の地形を確認したり・・・
小さなアクションかもしれないですが、その積み重ねが「命を守る」ことにつながれば、と思います。

「命に関わる危険な暑さ」
私はヘリ当番の日は、夕方になると、目がチカチカ、めまい感出現。
脱水にならないように気を付けていても、体の危機を感じますorz

ちなみに当科ではフライトスタッフ用に、クーラーバックに冷えたお茶を準備しています。
連続出動の際の水分補給用です。

 

かばん

ただ、連続出動がなくても、フライトスーツを着ているだけで汗だくに💦
意外なことに、有賀ナースが出動の後に、インナーもフライトスーツも着替えてました。
そして、インナーの着替えを持ってこなかった私に一言。
「僕のTシャツ、貸してあげましょうか?」
じょ、女子力で負けた・・・😱

先週あたりから救急搬送やヘリ要請も「熱中症疑い」の患者さんが一気に増えました。
若い方で、明らかな高温環境下での発症だと、診断も治療もスムーズに進むのですが、一筋縄ではいかないのは、ご高齢の方々の診療。

暑い中、畑の草むしり。お茶はしっかり飲んでいたと。クーラーは嫌いなので扇風機を付けて寝て、翌朝、発熱、嘔気・嘔吐、体動困難で救急搬送されたおばあちゃん。
診察や治療が少し落ち着いて、観察室のベットサイドでの会話。

家族「おばあちゃん、だから言ったでしょ、畑仕事しちゃだめだって!先生からも、しっかり言ってください!」
私「〇〇さん、今の季節は無理したらだめですよ。水分だけじゃなくて、塩分もとりましょうね。梅干しもいいですよ。クーラーも使ってくださいね」
患者さん「はい・・・」

しばらくして、血液検査結果が出て、
「あの~、〇〇さん、熱中症じゃなくて、胆管炎が疑われるのでCTを追加します・・・😱」

熱中症? 隠れていたのは 感染症

みんなでいろいろな汗をかきながら、この夏を乗り切ります😃

救急科 まろきち

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