2022年5月の抄読会

教育・研修・訓練

6月になって暑くもなりましたし、梅雨入りもしたようです。

救急医学の立場からは、やはり熱中症への注意をお願いします。
日光の有無と関係なく、暑い場所で20~30分すごしたら、すずしい場所で10分くらいの休憩をとりましょう。
水分の補充も忘れずに!

すでに聖隷三方原病院の救急外来にも、熱中症の患者さんが増えています。

 

先月である5月の末に、1年目研修医が抄読会で3本の論文を発表してくれました。
1年目研修医にとっては論文を読んで発表することが初めて。
3人とも真剣に取り組んでくれて、良い発表ができました!

HFpEFタイプの心不全に対してのエンパグリフロジンの有効性。
救急以外の他の診療分野について、現状のエビデンスをアップデートする内容です。

COVID-19ワクチンと心筋炎の関連。
若年男性がワクチン接種後に胸痛を訴えたら、心筋炎を鑑別疾患に入れましょう。

経済社会的地位とCPA後の転帰について。
病気になることと予後を取り巻く健康格差。それを学ぶ貴重な機会を与えてくれました。

いつも通り『勉強会の資料』で公開しています!
ぜひチェックしてください!

勉強会の資料

 

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