布団から出るのが億劫になる季節がやってきました💧
ついでに言うなら、気が付いたらこたつで寝てしまった~💦となる季節。
どちらも、もぞもぞ、むにゃむにゃしている時に幸せを感じますが、ハッと目が覚めて時計を見て、奈落の底に・・・。
あ~、猫になりたい。金太さん(実家のにゃんこ)がうらやましい。
今日は、ちょっとした勉強会を開催しました。
ドラマのタイトルを略す流行りに乗っかって、「これわた」勉強会。
有賀ナースが「このわた(日本三大珍味)みたい」と。確かに・・・。
きっかけは、生き死にに関わる、命と向き合う救急の現場で働く中で、死ぬことや生きることについて、医学とはちょっと違った視点から考えてみたいと思い、今年の春から東北大学文学部の臨床宗教教養講座という社会人向けのインターネットスクールで死生学などを勉強していて、学んだことを一緒に働くスタッフと語り合いたいなと思ったから。
今日は、「悪い知らせ」の伝え方について、ロールプレイをしながらみんなで考えてみました。
心肺停止で搬送され、救命の見込みがない患者さんのご家族へ、その事実をどのように伝えるか。2つのチームに分かれて、救急医役、看護師役、家族役を演じました。
家族役の迫真の演技。深く意図したわけではないけど、フィンクの危機モデルの危機的状況、ショック、防御的退行の反応によって、医師の説明を聞いているようで全く頭に入ってこなかった状態になっていたと。
また、ナースはドクターの話を聞きながら、ご家族の様子から個々の性格や家族間の関係性などを観察。ドクターが退席した後や患者さんとの面会時のケアにつなげるようにしていると。
今まで出会ったきたご家族や自分の家族を思い浮かべたり、普段の面談の様子を思い出しながら、それぞれの役になりきることで、「悪い知らせ」を聞いたご家族の気持ち、「悪い知らせ」を伝えなければならない医師の気持ち、ご家族を支える看護師の気持ちを体験することができました。
救急外来での悪い知らせ、特に死の告知は、最高難度のコミュニケーション力が必要です。何度、告知の現場を経験しても辛く、ストレスフルです。
一緒に働くスタッフと「悪い知らせ」の伝え方について学び、話し合っておくことで、患者さんやご家族に救急外来からグリーフケアを行うことができるし、医療スタッフの心的トラウマも軽減できると考えます。
次回は、どんなことを語り合おうか・・・。
みなさん、風邪ひかないように!
こたつで寝たらあかんで~😂
日本三大珍味は苦手なまろきち