自分がオーダーした検査を患者さんはどんな気持ちで受けているのか。
医療者として経験しておくことも大事だなと思った今日このごろ。
人間ドックを初めて受けてきました。
あらかじめ渡された封筒に入っていた「検便セット」😏
「じゃあ、便潜血2回やってきてくださいね」と今まで患者さんに何回も言ってきましたが、いざ自分がってなると、説明書を隅から隅まで読み、頭の中でシミュレーションをし、いざ採取!(なにせ採取するブツが1日に何回も出せるものではないので、慎重に!)
病院隣の健診センター。
受付から案内、各検査担当の方々のとてもとても丁寧な対応に、安心感とゆったり感を覚えました。(検査着もスリッパも心地よかった😍)
初めての胃透視(バリウム検査)。待っている間、検査説明のDVDガン見して頭の中でシミュレーション。いざ、透視台へ。バリウムを全部飲んでくださいと言われ、げっぷとともに吐きだしそうになるのを、「(外科医時代)私のへたくそな胃透視をしんどくても受けてくださった患者さんたちに顔向けできん」と奮い立たせ、ぐびぐびと飲み干す。検査しやすい被検者になろうと、技師さんの指示に忠実に台の上でコロコロ。回りながら、昔きれいな胃透視写真がとれず教授に怒られたことを思い出してました。
検査が終わった後のご褒美↓
ちょうど屋上のベル君のしっぽが見えました
発芽玄米ご飯、野菜たっぷりのおかず。おいしすぎて、幸せ💕
完食した後、バリウムを出すために飲んだ下剤が効いてきてトイレにこもることになりましたが・・・💦
どんな仕事でも元気に働くためには、資本であるカラダの定期的なチェックとメンテナンスは大事😃
また、検査を受ける側に立つと、自分たちが普段行っている説明や案内に足りない部分が見えてくるし、きちんと診断するためのデータをとるために患者さんも技師さんも頑張ってくださっているのがわかります。患者さんの不安や、その不安を和らげる医療者の所作も勉強になります。自分が受けたことのある検査だと、患者さんに説明する時に、「私もねこの前受けてみたんよ。○○さんも受けてみませんか」とより親近感のわく説明もできるかなと思います。
皆様も一年に一度、カラダのチェックを😃
雨が心配です。皆様、ご安全に。
救急科 まろきち