6月18日の読売新聞の記事、読まれた方もいるかもしれませんが・・・。
「ドクターヘリ出動 2万回
全国初の大台突破 2機導入、利用定着」
静岡県は、
2001年10月：西部ドクターヘリ運航開始（基地病院：当院）→全国で2番目！
2004年3月：東部ドクターヘリ運航開始（基地病院：順天堂大学医学部附属静岡病院さん）
→全国初の2機体制！
で運航してきました。
5月末の時点で、出動回数（災害を除く）が、西部：8957回、東部：1万1170回で、合計2万回を超えました。全国初とのことです。
同新聞に載っていたセンター長：早川先生のコメントです。
出動が多い背景として、西部は全国的に導入が早く、利用が定着したとされる。東部は医療機関の偏在もあって、地域医療の重要な担い手になっている。今後も安全運航を追求し、求められる出動に確実に対応していきたい。
静岡県は全国13位の面積。新幹線の停車駅は6つ！とにかく広い！
また、救急対応ができる医療機関は海側に偏在しており、中山間地域は医療過疎となっています。
この地域から病気やケガで救急搬送となると、陸路で1時間以上かかる場合もあります。特に高齢の方には負担になります。どこに暮らしていても、県民の皆さんに「医療に対する安心」を届ける一助になれればいいなと思います。
そして、この2万回の出動が安全に行なわれた背景には、消防さん、運航会社さんの徹底した安全管理と、地域住民のご理解・ご協力があったからだと思います。ありがとうございます😍
これからも、ご安全に😆
よろしくお願いします。
救急科 まろきち
