みんなの経験値が上がる検証会

検証会 教育・研修・訓練

今年もあと2か月。毎朝、布団から出るのが億劫になる季節がやってきました。
おなかが弱いので、そろそろ腹巻きや毛糸のパンツの出番。
秋冬はひとまわり大きくなりますが、それは「着ぶくれ」デス🐷

うぷが少し遅れましたが、先月末の検証会の報告。
「The Right Patient in the Right Time to the Right Place」
(適切な傷病者を、適切な時間内に、適切な医療機関に搬送する」
という戦略において、ドクターヘリやドクターカーをどのように活用するのか、みんなでディスカッションしました。

私も北署の長谷川さんたちと一緒にドクターカー事案について発表。
出動した救急隊と医療スタッフが別々に発表する形式を変えて、活動の時系列を頭の中で再現しやすくするために、それぞれの活動をまとめて、一連の流れとしてスライドを作成してみました。
検証会
真面目過ぎるスライドは作らないように。難しい要望に快く?こたえてくれた北署の救命士さんたち。

また、個別に意見を求めると緊張してしまうので、グループごとに意見をまとめて発表する形式に。

検証会

今回の現場活動の流れで、ドクターカーを要請するタイミング、搬送先の選定、ドクターヘリが使用出来た場合の合流方法などを、自分たちだったらどうしたか?
事故現場、消防署、病院の場所を記載した地図を見ながら、グループ内で意見を出し合ってもらいました。

検証会

いろいろな質問に対する発表を聞いていて、ドクターヘリやドクターカーを要請するタイミングは早いなと感じました。合流方法も意見は違えど、なるほどと思える「絵図」を描いているんだなと。
ひとりが経験する事案数は少なくても、こうしてみんながそれぞれ持っている経験を発表して、聞いて、知ることで、全体の経験値が上がると思いました。

最後に早川先生より、ドクターヘリやドクターカーを要請することは「目的」ではなく、この医療資源を現場活動にどうやって活用させるのかを常に考えておくことが大事、と。

みんなの経験値があがる、真面目だけどちょっとリラックスして学べる検証会を目指していけたらいいなと思います😃

救急科 まろきち

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