浜松市消防ヘリこと、はまかぜくんが運航再開となります。
2018年10月から運航休止していましたが、操縦士さん2人の同乗態勢の確保ができて運航再開となりました。救急搬送は21日から、水難・山岳救助活動などは8月から再開の予定です。1年半ぶりの復帰です。浜松市内の各主要医療機関のヘリポートへの離着陸訓練で、先日、当院屋上ヘリポートにも舞い降りました。ベルくんにはちょっこし移動してもらい、みんなで、はまかぜんくんを迎え、見送りました。
静岡県の面積は全国13位と広いです。二次、三次医療機関が海側に偏在していて、中山間地域は医療過疎となっています。救急対応が可能な医療機関まで救急車でも１時間以上かかる場所も多く、高齢の患者さんにとって、長距離・長時間の搬送は身体的負担が大きいです。浜松市内の中山間地域での高齢傷病者事案では、現場で医師による医療処置が必要な場合はベルくんを、医師による処置はすぐに必要ではないけど長距離・長時間搬送の負担を軽減する、すなわち搬送時間の短縮を目的とした場合は、はまかぜくんが活躍しています。中山間地域の方々に「医療に対する安心」を提供するために、これから再び、はまかぜくんと一緒に頑張っていこうと思います。
日々の何気ない出来事を綴ることが果たしてよいことか、悩んでます。不安や緊張が続く中、ちょっこしほっこりしてもらえたらなあと思うのですが・・・。難しいです。
救急科 まろきち
