6月13日に、浜松市消防航空隊の皆さんと一緒に、ベルくん(現在定期検診中)とはまかぜくんのコラボを取り入れた机上訓練を行いました。
私は殷先生やフライトナース、研修医くんたちと一緒にプレーヤー。
いや~、頭使いました・・・😃
過去の事案をもとにした3事例について、2チームに分かれて、ディスカッション。
地図を見ながら、フライトスタッフ、航空隊、消防隊のみんなで、考える、考える、考える~💦
1例目
無線や携帯電話の不感地域でバイク事故。傷病者黄色2名。
通信手段の確保と確立をどうするか?
上空にいるはまかぜくんを通信手段として活用する活動を考える内容でした。
地上がだめなら、空を見上げてごらん、ほら、はまかぜくんがいるよ😃、です。
写真奥に、なかたにクリニック院長が映り込んでいる~😱
2例目
2月の14時過ぎの県境の山岳救助事案。父親と5歳の息子が滑落。どちらも赤。
現場は、車両での到達は不可能で、徒歩で1時間かかる場所。
はまかぜくんが現場上空に最先着した。
ドクターヘリの要請を受けた時に、リーダー医師として、ドクターヘリをどのように活動させるか?
県境での事案、隣県との共同活動はどのように行っているか?
親子赤2名。搬送順位、搬送手段、搬送先はどうするか?
3例目
山奥での事案。
傷病者のホイストのやり方を見せてもらいました。さすがっ✨
そして、はまかぜくんの機内での活動を体験してみました。
ドクターヘリの機内とは広さ、設備などが異なるため、航空隊のみなさんとのコミュニケーションが大事です😃
傷病者役は、ポリクリ実習で来ていた医大の学生さんです。
机上訓練だったので、みんなでじっくりとディスカッションが出来ました。
目の前にある地図のほかに、事案に関わるすべての人が、頭の中で同じ活動の絵図、時間軸を描けていないと、活動がうまくいかないことをあらためて学びました。
また、現場でコラボすることが多い航空隊の方々の考え方や活動も知ることができ、得るものが多かったです😃
なお、その日の夜は、航空隊のみなさんと飲み会🍺
「いつもこんな飲み会なんですか?」とびっくりされたそうな・・・。
某I先生(㊚)は、記憶がなくなり、後日、記憶のかけらを見つけるべく、「おれ、どうなってた?」と周囲に聞きまくっていました、とさ。めでたし、めでたし😆
救急科 まろきち