令和元年7月26日、湖西消防とのドクターヘリシミュレーション訓練に参加しました。
湖西市内の公共マリーナ付近において、船舶事故により浜名湖上で傷病者が複数発生したという想定です。
指揮隊が先着して現場指揮本部を立ち上げ、次いで救助隊が水上バイクで救助活動を開始します。
救急隊が到着し、救助された傷病者の対応を開始。次いでドクターヘリチーム(藤木先生、OJT光定先生、石田ナース)が現場到着。まず現場指揮本部で状況を確認します。
協議の上、藤木先生はまず指揮本部に入って指揮支援。
光定先生と石田ナースは現場救護所へ。まず1人目の傷病者の現場治療を行い、ドクターヘリで医療機関(A)に搬送。
次いで2人目の傷病者は、現場に残った藤木先生が対応。ドクターカー方式で医療機関(B)に搬送。
3人目の傷病者はドクターヘリでのピストン対応も検討されましたが、最終的に救急隊により医療機関(C)へ、とそれぞれ分散搬送となりました。
全体の振り返りでは、指揮系統確立の大変さと重要さ、次いで消防隊内や医療チームとの情報共有の大切さなどが論じられました。
私達にとっても、ドクターヘリで駆けつけた後の消防各隊との活動を経験するのに加えて、普段目にすることのない出来ない消防側の最初期の活動をしっかり見られたことは貴重な経験であり、非常に勉強になりました。
訓練に参加させて頂きありがとうございました。
台風も去り、これからいよいよ夏本番かと思います。互いに体調管理に留意しつつ、益々の連携を宜しくお願い致します。
救急科 志賀