レジデント・デイ – ガイドラインに準拠した初期研修医の救急教育

教育・研修・訓練

 

聖隷三方原病院では初期研修医の教育として、月に1日を診療からフリーにして学習に充てる『レジデント・デイ』の取組みを行っています。
2023年にスタートして、今年度で2年目になりました。

研修と教育のニーズに応えつつ、勤務時間内に学習できるため研修医への負担を軽減することができています。

レジデント・デイでは毎回、以下のようなスケジュールで研修医教育を行っています。

  • 救急外来で経験した教育的症例の振り返りと共有
  • 各診療科の上級医によるレクチャー
  • 研修医によるアップデートされた医学知識の学習会
  • シミュレーション教育
  • 有名ドクターを招聘しての講演
  • 医療以外の分野の勉強会

 

 

 

当院に来た研修医たちは、高度救命救急センターやドクターヘリ、日本で最初にできたホスピスに大きな魅力を感じて志願してくれています。
研修医教育では標準的かつ高度な救急のスキルを身につけることをテーマにしています。

年度の最初は心肺蘇生、そして外傷初期診療のシミュレーションを行っています。
いずれも救急領域のガイドラインに準拠した技能を修得することを学習アウトカムにしています。

2年目研修医は1年前に学び、それからの1年間の実践で体得した知識を1年目研修医に伝えています。
教えることで自身の知識が定着する効果もあります。

 

記念撮影で一日お疲れ様でした!

 

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