2023年4月1日、聖隷三方原病院は外傷センターを設立しました!
整形外科、救急科がコアメンバーとなり、外傷診療に関わる外科系診療科および院内多職種が連携して運営しています。
これまでも高度救命救急センターとして外傷診療に貢献してきましたが、外傷センターを設立することでより院内のスタッフとの連携がとれた、質の高い外傷診療を実現できるようになりました。
この立ち上げに関わったときに感じたのはコミュニケーションと相互信頼の大切さです。
個々の専門診療科、専門医がもっているスキルが高くても、それを同じビジョンで連携しなければ質の高い外傷診療にはつながりません。
約半年におよぶコミュニケーション、ビジョンの共有、外傷診療の原則教育を経て、強固な信頼感のもとに外傷診療に臨めると実感しています。
これまでにも実感していたことですが、外科の先生方がダメージコントロール手術に積極的であることも非常に心強いです。
当院はドクターヘリを有しているため、静岡県西部を中心に広い地域の外傷症例の診療にあたることができます。
ドクターヘリの機動性と、高度な外傷診療の組み合わせは強力な相乗効果を発揮します。
外傷センター立ち上げからの短い期間で、すでに多診療科の連携を要する外傷症例を複数経験しています。
そして今まで以上に手応えのあるチーム医療ができていると実感しています。
立ち上げたばかりの外傷診療に興味のある仲間が集まれば、さらに高度でやりがいのある診療ができると期待しています。
スタッフは常に募集中です!
4月10日には新聞社に対してのプレスリリースも行ないました。
地域の皆様が安心できるような診療を、これからも続けてまいります。
中日新聞様が記事にしてくださってます。
聖隷三方原病院に静岡県内初の外傷センター:中日新聞しずおかWeb
聖隷三方原病院(浜松市北区)は二〇二三年度の機構改革で、高度な医療が必要とされる外傷患者に診療科をまたいで対応する「外傷センター」を新...