早かった梅雨が明け、すでに本格的な夏になりました。
夏休み、オリンピックの最中です。
楽しい夏になることを願っています。
直面しているリスクは熱中症と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)です。
夏が終わっても、楽しい夏として思い出に残るように、皆様も健康面にお気をつけください。
特にコロナウイルスについては、感染を拡大させないためには個々人の当事者意識が大事です。
みんなが情報を持って、当事者意識を持って、行動を変えた結果 この冬のインフルエンザ発生数は例年の 1,000分の 1になりました。
我々の社会は、対策できる社会です。
ゼロ・コロナの達成は難しいですが、「感染率がとても小さくなる」という状況は目指せると思いますし、それが我々の社会ができるリスク管理のゴールだと考えています。
イベント、会合、飲酒、会食、これらは新型コロナウイルスが感染しやすくなる状況ではありますが、感染する直接の理由ではありません。
「多くの人と直接的、間接的に接触すること」が新型コロナウイルスに感染することに繋がります。
当事者意識をもって、感染する機会を作らないようにすれば、人々が集まること自体は禁忌ではありません。
いろんな意見がありますが、事実としてCOVID-19は医療に甚大な負担を与えています。
どうか皆様、この大きな脅威に対処する仲間でいてください。
聖隷三方原病院・救急科 眞喜志 剛